なぎさ心理相談室では、WISC-V(ウィスクファイブ)という知能検査を実施します。
🌟WISC-Vとは?
WISC-V(ウィスク・ファイブ)は、6歳から16歳までの子どもの知的な力や認知の特徴を調べるための心理検査です。
正式名称は「Wechsler Intelligence Scale for Children – Fifth Edition(ウェクスラー児童用知能検査 第5版)」です。
—
🎯何のために使いますか?
* 子どもの得意・苦手を知るため
* 学習の支援方法を考えるため
* 発達や知的な問題の有無を確認するため
—
🧠どんな力を調べますか?
WISC-Vでは、以下の5つの力を中心に見ます:
①言語理解(VCI)
②視空間(VSI)
③流動性推理(FRI)
④ワーキングメモリ(WMI)
⑤処理速度(PSI)
—
📊結果はどう出るの?
* 全体の知能指数(FSIQ):5つの力の総合点(IQという形で出ます。平均は100)
* 各指標の数値:5つの力の数値
* 各能力の強み・弱み:どこが得意で、どこが苦手かを見て、支援に活かします。
—
📝検査の様子は?
* 検査者と1対1で行います(約60~90分)
* パズルや言葉の質問、覚える課題など、子どもがゲーム感覚で取り組める工夫もされています
* 検査時の様子を所見に入れることが多いです。
—
👀どんなときに使われる?
* 学校での学習の困りごとの原因を探るとき
* 発達障害(例:ADHD、ASDなど)の理解や診断の一部として
* 保護者の方がお子さんの勉強について考えるための参考資料として
—
💡まとめ
WISC-Vは、子どもの「頭の使い方のくせ」や「考える力のバランス」を知るための検査です。
結果を「良い・悪い」で評価するのではなく、「どう支援すればよいか」を考えるために使います。
なぎさ心理相談室では、WISC-V検査の実施・レポートの作成を行っています。
「学習支援・知能検査の予約」のページからお申し込みください。