・ひらがなやカタカナをなかなか覚えられない…
・音読につかえてしまう…
・漢字を覚えられない…
・偏と旁を反対に書いてしまう…
・英単語をなかなか覚えられない…
学習支援って?
「学校での学習で困り感を持っている子どもたちに、どんな手立てが有効になるかを探ること」
原因は?
学習障害(学習障害の中でも特に「読み書き障害」についてまとめた記事がこちら)がある可能性があります
どうして学習支援をするの?
ひらがな・カタカナ・漢字の読み書きに難しさのある子どもたち、算数に難しさのある子どもたち
こうした子どもたちの中には、周りの子たちはできるのにどうして自分だけひらがなが書けないんだろう…と思い、登校渋りにつながるケースもあると言われています。親御さんがもしかして?と思われたときに相談するのが大事かと思います。
学習支援で扱う困りごと
- ・漢字を左右逆に書いてしまう
・黒板の文字をノートに書き写すのに時間がかかる
・ひらがな、カタカナがなかなか習得できない
・漢字がなかなか習得できない
・文房具についての困りごと(リコーダーがうまく吹けない、コンパスがうまくつかえないなど)
学習支援の内容
1.保護者への現在の状況の聞き取り
2.(必要な場合は)心理検査
3.支援方法について話し合い、試してみる
4.フィードバックをもらい、支援方法を改善する
1.学習支援をご希望の方、初回相談は無料です(二回目以降は50分6000円です)。
初回は「保護者への現在の状況の聞き取り」です。
学校のノートや宿題、テストなどをお持ちいただきます。

2.「(必要な場合は)心理検査」
A ひらがな・カタカナがうまく書けない/読めない子どもたち
「特異的発達障害 診断・治療のための実践ガイドライン」、URAWSS Ⅱを使用して検査を行います。
B 漢字をなかなか覚えられない、間違えて書いてしまうなどの子どもたち
漢字の間違いがどのようにして起きているのか、ご家族やご本人のお話を聞いて考えていきます。
STRAW-RやURAWSS Ⅱを使用して検査を行います。
3.支援方法について話し合い、試してみる
難しさを感じているところを見極めたうえで、どのような支援が適当かを考えます。
ひらがな・カタカナの読み書き→T式ひらがな音読支援アプリなど
漢字の読み書きの問題→ミチムラ式漢字カード、全漢字おぼえるカード、漢字が得意になる漢字新字典など
それらにプラスして、使いやすい文房具の提案もしたいと思います。
4.学校との話し合い
タブレットでの撮影、テストでの時間延長、音声で聴くことができるアプリの使用など、いろいろな合理的配慮を考え、学校側と話し合いをします。
授業中にできそうな工夫を一緒に考えてみましょう。
学習支援を受けたい方に
初回は無料。保護者の方のみ。
(二回目以降は50分6000円)

予約ページ(もしくはnaisacroom@gmail.com)からどうぞ。

参考文献:「LD・学習困難のある子どもへの『学習支援』入門」 河村暁